療育園か幼稚園か保育園か。うちは療育園にしました

グレーゾーン

年少前の1年は地獄でした…。息子は診断はついておらず、いわゆるグレーの状態でした。
地獄を先に抜けた者として経験を書き残すので、判断の材料にしてもらいたいです。時系列で書いていきたいと思います。


先に伝えておきたいのは、うちの場合は療育園が良かったということです。

幼稚園プレ、挫折。

わたしが選んだ幼稚園がたまたまだったのかもしれません。先生に発達の知識がないだけなら良かったんですが浅い知識があったのが逆に良くなかったです。

前置きもなく強い力で息子の背中をバンバン叩き、びっくりして嫌がる様子を見て「感覚鈍麻ではないようですね」などと言ったり。なにをしているんだこの先生は…と思いました。

母子通園コースにしていたのですが、園庭で遊ぶ他のクラスの子を見たら外に出たがったり、他の子の遊ぶおもちゃを取ってしまったり、もちろん会話での疎通もできないので、まだこの子には早いよなあという実感はありました。

他の療育仲間のママ達も同じようなことを言っていましたが「発達に遅れのある子を受け入れられるかどうかは秋(もしくは冬)頃に判断させてもらいます」というのが幼稚園の常套の受け答えのようです。正直、そんなのんびり判断されて駄目だった時にはどうしようもありません。

幼稚園に悪意があったわけではないし、例えば加配をつけるなどすれば受け入れてくれる可能性もあったのかもしれませんが、結局1ヵ月で辞退となりました。この時はまだ他の幼稚園を探そうと思っていました。

また辞めた理由に、息子の状態云々を抜きにして考えても幼稚園自体の魅力が低かったのもあります。後から幼稚園で話しかけてくれたママさんに外で会うことがあったのですが、通う子は半分近くにまで減ってしまったと言っていました。

考えようによっては人数が少なくなれば、うちの息子でも受け入れてもらえたかもしれません。でも、やっぱりやめておいたのはいい判断だったと今も思っています。

母、幼稚園恐怖症に。

療育の先生にここなら受け入れてくれると教えてもらった幼稚園に見学に行き、なぜか小一時間子育てのあり方を説教されました。園長は療育反対派でした。(なんで紹介したんだ…)

園長は発達に関する知識もないし、癖の強い教育理念の持ち主だったので、説教もとんちんかんだな…と思いました。まとめると子どもの発達の遅さは親の関わり方にすべて問題があるとのことです。悔しくて泣きました。トラウマです。

あの幼稚園は無理でした、と療育の先生に伝えたところ「あ~、あそこ評判悪いんですよねえ」と同じ口で幼稚園の悪口を言い始めました。この件で不信感が募り、のちにこの療育も辞めました。

この後、前からお世話になっていた市の発達相談の先生に相談しました。

保育園をごり押しされるも、お呼びじゃない。

私立ではなく公立の保育園なら入れる。専門知識のある人材もいるし、必要性をアピールすれば入れる。そのうち空きも出る。
と強く勧められ、見学に行った保育園では「まあ、申請すれば受け入れはしますが…。当分空きはしませんけど。空く予定もないですけど」と言われました。

ちょっと発達気味の子に対して怒鳴る寸前の対応をしている保育士さんを見て、見学に来ている人がいる目の前でこれでは…。と不安も感じました。来てほしくないオーラがすごかったのでやめました。

療育園、即決でした。

それまでの幼稚園、保育園、とまず違ったところは施設が日の光が差し込んでとても明るかったことです。これ、結構大事だと思いました。また先生達も若くて活気がありました。子ども達も当然発達に心配のある子達がそろっていましたが、表情が明るかったです。

担当の方の説明も質問への答えも的確で知識が深いと感じました。なにより「診断は重要じゃない。診断名じゃなくてその子を見て療育をするから」「待ってもらうことにはなるけれど必ず受け入れる。長くていつ頃になると思う」とはっきりと言ってもらったことに心からほっとしました。

この療育園の見学に辿りつくころには心がボキボキに折れていた頃だったので旦那にも一緒に来てもらっていたんですが、言葉はいらず目を見合わせて即決でした。息子は明るくて広い部屋を嬉しそうに走り回っていました。

大事なのは雰囲気につきる

うちの場合はたまたま療育園が良かったですが、同じようにここなら安心できると親や子どもが感じられるなら幼稚園でも保育園でもそこが正解だと思います。ピンとこない場合は、ママが一番心をすり減らさずに通いやすいところ。それがいいです。

ちなみに市の相談員さんは年少になる前の3月の終わりに電話をかけてきて「どうなってます?」と聞いてきました。どうもなってなかったらなんとかしてくれたんでしょうか、3月の終わりに。結局、子のことを真剣に考えているのは親だけです。

わたしからの個人的なアドバイスとすれば、口コミは療育仲間のママなどの生きた情報だけを信じた方がいいと思います。ネットの情報もあまりあてになりません。

幼稚園、保育園が本命であれば「療育に通っている」ことは聞かれるまで伏せた方がいいと思います。これは他の療育仲間のママも言っていました。こちらは早期療育が効果的だと思ってやっていても相手からは「発達障害の子」とレッテルを貼られてそういうフィルターでしか見てくれなくなります。でも、その上でも受け入れてくれる幼稚園や保育園でなければのちのち苦労してしまう可能性は高いかもしれません。

療育園に通いだしてめきめき成長している息子

実は今の療育園の前にもうひとつ療育園を見たのですが、そちらはどちらかというと幼稚園に近いような療育でした。そこは面談をして受け入れるか受け入れないかを半年後に決めるとのことでしたので辞退しました。(そんなに待ってる時間も心の余裕もない)

今のところはそれでいうと保育園に近い雰囲気ですが、身辺自立などしっかり教えてくれます。
息子が今の療育園を気に入っている理由を親なりに分析すると上にも書いた

①施設自体が明るい(日が差し込む)
②先生たちが若い(元気いっぱい)

ということ。さらに


③活動内容は決まっていてもその中に自由があり、やりたいことを尊重してくれる

ここがいいのだと思います。結果、立ち回ったりも少なく活動に取り組めているみたいです。やれることも毎日のように増えています。

療育仲間のママの中には、幼稚園で駄目なら腹をくくって療育園に入れる、と言っている方もいましたがわたしは小さい今のうちに療育園に入れられて結果良かったなと感じています。

発達に心配があっても幼稚園でいい結果になるんじゃないかな、という個人的な感想は

①言葉を話せなくても先生の話す意味はわかっている(1対1)
②イエス・ノーの意思表示ができる
③トイトレに取り組めている(終わるビジョンが見える)
④給食の場合は極度の偏食ではない
⑤お友達に興味がある

です。

4月時点で息子は①が怪しいところで、他はまだまだという状況でした。

息子と同じような状態の子で無事、幼稚園に受け入れてもらった子もいました。ママはかなりすり減らされていましたが…。なので結局はその場所に寄るのですが、参考にしてもらえたらと思います。

療育園・幼稚園(保育園)、それぞれのメリット

幼稚園(保育園)の先生と療育園の先生では、発達に関する知識は当然違うし、ひとりを見てくれる大人の人数も全然違います。療育園の方が細かく子どもを見てくれ、発達にあわせてくれるというメリットがあります。

なので、幼稚園(保育園)で頑張りたい!と判断するのはお友達に興味があるかどうかが一番大事かもしれません。お友達の真似をするようになればぐっと伸びてくれるでしょうから。

療育園になんとなく抵抗がある、というのはもったいないかもです。しんどいですが、見学して自分で見たものに勝る情報はないです。応援しています!

▼息子が年少前に取り組んだことです。良ければ読んでみてください!

タイトルとURLをコピーしました